こんにちは。かぶら「き」あやです。

歌い手・鏑木綾のブログ

コントラポント第12回定期演奏会 ビクトリア、ジョヴァンニ・ガブリエリ没後400年記念《勝利のミサと聖母の晩課》

こんばんは!
日に日に寒さが厳しくなっていますね(>_<)
昨日一昨日は中学入試、明日は節分、再来週はバレンタインデーとイベント盛りだくさんですね(=´∀`)人(´∀`=)

さて、本日は2010年秋から参加させて頂いている花井哲郎氏主宰・指揮による古楽アンサンブル「コントラポント」の定期演奏会のお知らせです!

「コントラポント」はこれまでにフランスや南米のバロック音楽などを演奏している、器楽と声楽あわせて約30名ほどからなる団体です。

2012年最初のコントラポントは、昨年没後400年だったビクトリアと今年没後400年のガブリエーリの大編成作品をお送り致します!
今回は関西の古楽管楽器アンサンブルも加わっての超豪華編成♪
今からリハが楽しみで仕方ないです!
日本ではまず滅多に聴けない貴重な公演になるかと思いますので、花の金曜日に大聖堂で贅沢な音に浸りにいらしては如何でしょうか?

以下、詳細になります!

■第12回定期演奏会
 ビクトリア、ジョヴァンニ・ガブリエリ没後400年記念
 《勝利のミサと聖母の晩課》
2012年2月17日(金)午後7時 カテドラル関口教会 聖マリア大聖堂

コントラポントに初期バロックの管楽アンサンブル、

初期イタリア・バロック・オルガンを加えた、壮麗な多重合唱の音楽!


ルネサンス最後の巨匠ビクトリアの最もバロック的なミサ曲、

多重合唱の完成者ガブリエリのモテットと金管音楽、

そしてヴェネツィアの華、モンテヴェルディの名作!


ヴェネツィア・サンマルコ大聖堂を思わせる東京カテドラルの大空間!



2011年のビクトリア、そして2012年のジョヴァンニ・ガブリエリ没後400年を記念する演奏会です。さらに同時代のモンテヴェルディの作品を加えて、17世紀初頭の名作の数々によるプログラムを組みました。ルネサンス最後の巨匠ビクトリアの宗教作品はアカペラの合唱で演奏されることがほとんどですが、16世紀末にはオルガンや金管など多くの楽器と共に演奏されていたことが窺われます。
器楽は即興的な装飾を加えて華やかな彩りを添えていました。また、ヴェネツィアでは音楽史上特筆すべき器楽演奏の最初の興隆が見られました。そのような当時の響きを東京カテドラルの大空間に再現します。そのために今関西で最も旬な古楽演奏グループ、アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニを招聘しました。いつもとはひと味もふた味も違うコントラポントの演奏にどうぞご期待ください!

演奏曲
グレゴリオ聖歌 Gregorian chant
トマス・ルイス・デ・ビクトリア ミサ《プロ・ヴィクトリア》、アヴェ・マリア(8声)
Tomas Luis de Victoria (1548-1611), Missa pro victoria Ave Maria a8
ジョヴァンニ・ガブリエリ 「 神に喜び歌え」、マニフィカト、カンツォーナ15番
Giovanni Gabrieli (ca.1554/7-1612), Jubilate Deo Magnifi cat Canzon 15 a10
クラウディオ・モンテヴェルディ 『倫理的宗教的森』より「グロリア」
Claudio Monteverdi (1567-1643), Gloria a7, Selva morale e spirituale
ほか

演奏:
古楽アンサンブル「コントラポント」
〈独唱〉 ソプラノ 花井尚美 テノール 谷口洋介 バス 春日保人
〈器楽〉 ヴァイオリン、ヴィオラ 小野萬里 丹沢広樹 オルガン 上尾直毅
〈合唱〉 コントラポント合唱隊
アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニ
 コルネット 上野訓子 笠原雅仁 堀川仁
 サックバット(バロック・トロンボーン) 織田貴浩 竹本裕一 日生貴之 松田洋介
 ドゥルツィアン 淡島宏枝

〈指揮〉 花井哲郎

【チケット】前売 一般 4,000円 ペア 7,000円 学生 2,500円*/当日 4,500円(全自由席)
【チケット取扱】 *学生券は学生証を提示の上お求め下さい
 東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650(セブン-イレブンでの引き取り可能)
 東京古典楽器センター 03-3952-5515
 スペース・セントポール(東京カテドラル内)03-3941-4971
 サンパウロ(四谷駅前) 03-3357-8642

主催:フォンス・フローリス 助成:文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

ホームページ:http://www.fonsfloris.com/c/

♪コントラポントの演奏♪
テ・デウム(2011年6月10日『聖母被昇天のミサ』 〜17世紀パリ夏の祭典 ライブ音源より)

平成23年度東京芸術大学大学院音楽研究科(修士課程)学位審査会公開演奏会〔古楽〕

大変遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます!
大学院生活も佳境を迎え、本番に試験にアーベントに学位審査会の準備に…と毎日追われ、いつの間にやら1月も終わりを迎えようとしていてびっくりしている私です(笑)


さて、本日は「平成23年度 東京芸術大学大学院音楽研究科(修士課程)学位審査会公開演奏会〔古楽〕」(長い…笑)のお知らせです!


この「学位審査会」とは、大学院生(修士課程、博士課程)の修了演奏会です。
自分の論文と関連付けたプログラムを組み、大学院の集大成となる演奏会をします。


私はG. B. Guariniの牧歌的悲喜劇Tragicommedia Pastorale《忠実な羊飼いIl pastor fido》を題材とした音楽作品に関する論文を書きました。
なので、演奏会のプログラムは、この《忠実な羊飼い》のテクストを使ったマドリガーレを中心に組みました。
かつて合唱団で歌ったことのあるマドリガーレを1パート1人で演奏し、尚且つソロはモノディ歌曲(初期バロックの独唱歌曲)を歌う。
自分にとって、こんな贅沢なプログラムは本当にありません。
このような素晴らしい機会を与えてくださった先生方、大学、いつも支えてくれる先輩方や後輩のみんな、そして家族や大切な友人たちに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
まだ終わってないので感傷に浸るのは早いですね(^_^;)


とにかく、他の修了生も私と同じかそれ以上に思い入れのあるプログラムを組み、良いものになるよう毎日奮闘していますので、是非応援しに来て下さると嬉しいです!


それでは、以下詳細!




平成23年度
東京芸術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会〔古楽


1月25日(水)於奏楽堂
 13:30開始
内田枝里(フォルテピアノ
 休憩10分
 14:25開始
石川陽子(チェンバロ
林則子(チェンバロ
 15:55終了予定




1月27日(金)於奏楽堂
 10:30開始
朴キョンリ(リコーダー)
 昼休み
 13:00開始
☆鏑木綾(バロック声楽)☆
 共演者:
 染谷熱子(ソプラノ)
 中嶋俊晴(アルト)
 富本泰成(テノール)
 櫻井元希(バス)
 流尾真衣(チェンバロ

 曲目:
 Claudio Monteverdi/Quell' augellin che canta
 Sigismondo d'India/Cruda Amarilli, che col nome ancora
 Clauo Monteverdi/Cruda Amarilli, che col nome ancora
 Luzzasco Luzzaschi/O primavera gioventu de l'anno
 Claudio Monteverdi/O primavera gioventu de l'anno
 Sigismondo d'India/O primavera gioventu de l'anno
 Giaches de Wert/Ah, dolente partita
 Claudio Monteverdi/Ah, dolente partita


山下幸(バロック声楽)
 休憩10分
坂口寿一(バロック声楽)
吉澤有香(バロック声楽)
堀内由紀(バロックヴァイオリン)
鷲見明香(バロックヴァイオリン)
 17:20終了予定

※演奏時間は一人30〜40分程度です。






その他出演者のプログラムなどの詳細はこちら↓
http://www.geidai.ac.jp/labs/kogaku/new-top-page.htm

2011年。

やはり、3日坊主な私。。。
ブログを始めてみたものの、日々に追われて書く余裕がありませんでした。


前回の日記からの近況報告としては、修士論文を何とか、何とか、提出しました。
内容は…
ともあれ、人生始めての「論文」を書き終え、心は一段落しました!


さて、最近はというと、23日にLaudesiの中世クリスマス・コンサートを終え、今日は年明けにあるコンサートの練習が終わり、歌い納めとなりました。


来年1月、コンサート始めは「ヴォーカル・アンサンブル・カペラ」での出演になります。


以下、詳細になります。


《ヴォーカル・アンサンブル・カペラ》

ジョスカン・デ・プレ ミサ曲連続演奏会
デ・ベアータ・ヴィルジネ〜聖母のミサ」




2012年1月
8日(日)午後4時 カトリック由比ガ浜教会
9日(月・祝)午後4時 聖アンセルモ・カトリック目黒教会



前売チケットを販売中です。



料金 ※全自由席 ※学生券は、学生証を提示のうえお求めください
8日(由比ガ浜
 前売 一般3,500円 ペア6,000円 学生2,500円 当日 一般4,000円
9日(目黒)
 前売 一般4,000円 ペア7,000円 学生2,500円 当日 一般4,500円



前売取扱
 東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650(セブン-イレブンで引き取り可能)
 東京古典楽器センター 03-3952-5515
 スペース・セント・ポール 03-3941-4971 サンパウロ 03-3357-8642
 島森書店 0467-22-0266(由比ガ浜公演のみ)


問い合わせ・申込
 フォンス・フローリス 窪田 m-kubota@fonsfloris.com





2011年。
世界的にも、日本も、本当に激動の1年でした。
3月11日を境に、本当に多くの方々の人生が180℃変わってしまいました。
2012年は、今年1年苦しんだ方々が、少しでも笑顔を取り戻し、幸せを感じることができるよう、祈りたいと思います。



鏑木綾

年内の演奏会のお知らせ♪

ご無沙汰をしております!


無事、Ventus Musicusでの演奏会が終了致しました!
台風の中、多くのお客様に足を運んでいただき、暖かい目と耳で見守ってくださったことをこの場を借りて御礼申し上げます。


さて、時というものは止めどなく、人は常に何かしらの締め切りに追われて日々を過ごしているかと思います。
かくいう私も、論文仮提出の締め切りに毎日お尻を叩かれている気持ちでいるのですが、そのような状況でも有り難いことに歌わせていただける場があります。
自分の為にも、今年中のコンサート一覧を作ってみましたので、もしご興味のある演奏家いがありましたら、私までご連絡ください!




2011-10-07&11

◆ヴォーカル・アンサンブル・カペラ ジョスカン・デ・プレ ミサ曲連続演奏会◆
《ガウデアームス〜諸聖人のミサ》
※2回公演。内容は同じ。


①10月7日(金)午後7時
カテドラル関口教会 聖マリア大聖堂


②10月11日(火)午後3時
ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会・小原記念聖堂
*席が少ないので、チケットはお早めに。


チケット(両日とも同じ)
前売り価格でご用意出来ます。
一般3500円
ペア7000円
学生2500円


グレゴリオ聖歌 諸聖人の祝日ミサ固有唱
Greogrian chant, Proprium missae in festo Omnium Sanctorum
ジョスカン・デ・プレ ミサ《ガウデアームス》
Josquin des Prez (ca.1450/55-1521), Missa Gaudeamus
ジョスカン・デ・プレ 「けがれなく、完全で、貞節な方、マリア」
Josquin des Prez, “Inviolata, integra et casta es Maria”
ハインリヒ・イザーク 「天使、大天使」
Heinrich Isaac (ca.1450/55-1517), “Angeli, archangeli”


http://www.cappellajp.com/topics/index.html




2011-10-20
《旧奏楽堂 木曜コンサート》
2011年10月20日(木)
午後2時開演
内容未定
http://www.geidai.ac.jp/labs/kogaku/new-top-page.htm




2011-10-30

藝大プロジェクト2011
■第5回 「二人の巨人〜バッハと八橋検校」
2011年10月30日(日)
15:00〜 レクチャー(皆川達夫氏):「六段の調」はキリシタン音楽!?
16:30〜 コンサート
八橋検校「六段の調」、組歌「菜蕗(ふき)」
ヨハン・セバスティアン・バッハ 《ブランデンブルク協奏曲》より他


http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/20110507_14_01.html




2011-11-03
横浜市鶴見区民文化センターサルビアホール
アート・シーズン「花」
レジデントアーティストによるコンサート
詳細未定




2011-11-06

うたシリーズⅩⅠ イタリア歌曲の楽しみ
2011年11月6日(日)
15:00開演(14:30開場)
東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
入場料 2,000円(全自由席)
主催 東京藝術大学演奏藝術センター
東京藝術大学音楽学部


http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/20111106_14_01.html




2011-11-21
東京藝術大学オルガン科修士リサイタル
*助演です。




2011-12-23

「ラウデージのクリスマス」
 深い喜び−聖パウロと共に
2011年12月23日(金・祝)
①午後2時〜3時
②午後4時〜5時
*2回公演。内容は同じ。
会場:サンパウロ宣教センター4階
聖パウロ記念チャペル
監修・指揮:杉本ゆり
演奏:Laudesi Tokyo
入場料:2,500円(前売り)
    3,000円(当日)
予約・お問合せ先:
Tel&Fax 0422-32-6074(杉本ゆり)
E-mail:yuri-francesca@nifty.com


http://home.att.ne.jp/red/assisi/info%20Laudesi%20Tokyo.htm




割引、招待券、詳細などご希望の方はこちらのコメントかkirabuka@yahoo.co.jp(@半角にしてください)までご連絡ください!!

2011-09-03 イギリスとイタリアの宝石


こんにちは(^-^*)/


暑かったり寒かったりな日々が続いていますが、お体に変わりなくお元気にしていらっしゃるでしょうか?


私はというと、夏休みも半分?終わり、論文が「…」という感じながらも、毎日元気に生きています!


さて、本日はちまちまと準備をしていたVentus Musicusという今回から新たに立ち上げたグループの自主公演のご案内です!


ソプラノ女子とカウンターテナー男子とチェンバロ女子の3名からなるアンサンブルグループです。


第1回演奏会となる今回のテーマは「イギリスとイタリアのバロック音楽」ということで初期バロック(1600年頃)から後期バロック(1750年頃)のイギリスとイタリアの名曲を中心としたプログラムになっています♪


なかなか難易度の高いハードな曲が並びますが、聞き応えと見応えのある楽しい舞台になる予定!ですので、是非とも皆さま足を運んで下さると嬉しいです!


以下、詳細になります↓↓↓(*^o^*)




Ventus Musicus 1st. concert
《イギリスとイタリアの宝石》
2011/09/03/sat.
open 13:30
start 14:00
Ticket \2000
at Shron Gospel Church(池袋駅より西口方面Echikaの奥にあるC3出口を出て徒歩2分。改札からは10分みた方が良い。)
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.42.33.1N35.43.41.3&ZM=11


member
鏑木綾(sop.)
村松稔之(counter tenor)
小崎麻美(cem.)


program
Ombra mai fu / G.F. Handel
Take, O Take Those Lips Away / John Wilson
Walshigham / William Byrd
and more...!!




チケットご希望の方はこちらの記事のコメントにて予約できます。
恐らく、当日券も出るかと思います。
是非是非いらしてくださいませ!


よろしくお願い致します!



かぽち

スペインの光の中のビクトリア

日時:2011年8月27日(土)開演16:00
会場:日本基督教団東京山手教会
演奏:Laudesi Tokyo
曲目:・カリクティヌス写本により自由オルガヌム
     3声コンドゥクトゥス他、
     アキタニア・ネウマに基づくヤコブ賛歌
    ・聖母マリアのカンティガス、モンセラートの朱​い本
    ・トレド聖歌、バスク聖歌
    ・ビクトリア作曲(O vos omnes, O lux et decus Hispaniae,
     Vere languores nostros 他)
    ・オルティス作曲 レセルカーダ 他

旧奏楽堂 日曜特別コンサート

古楽アンサンブル〜

2011年7月31日(日)
開演:午後2時(午後1時30分開場)
入館料:500円

http://www.taitocity.net/taito/sougakudou/concert050_Sunday/sunday.html#tpo


【プ ロ グ ラ ム】

ルッツァスキ
「つれない愛は巧みに」☆

モンテヴェルディ
「今日のそよ風はなんと甘く」☆

ボッケリーニ
「ギター五重奏ニ長調

バッハ
「コーヒー・カンタータ
ほか

☆うたいます。



【声楽、管弦楽】

GEIDAI Baroque

 ソプラノ:鏑木綾、高橋維、山下幸、吉澤有香
 テノール: 坂口寿一
 バス: 望月忠親
 フルート: 岩原敏美
 ギター: 小暮浩史
 ヴァイオリン: 柏木かさね、長谷川千鶴
 ヴィオラ: 丹澤絵美
 チェロ: 大澤久
 コントラバス: 松本優紀
 オルガン: 冨田真希
 チェンバロ: 伊藤一人

※未就学児の入場はご遠慮ください。